こんにちは、ラニです。前回の自由研究は、ONEPACTのG.O.A.Tのパフォーマンスビデオを60FPSに変換してヌルヌル動かしてみるというものをしました。
さて、ONEPACTの2曲目、きましたね🎧
重めのサウンドで中毒性が高いヒップホップ曲「モッチンゴ」です。モッチンゴは、カッコいいやつら的な意味。ワンパックくんたちそのまんまやねぇ~。テグくんがこの曲プロデュースしたらしいのですが、派手にやばいね、この子🙌😎ビハインド動画見てみたいです。
個人的に、こういった感じのベース重低音が気持ちいいクセ強曲は大好きなので、もう少し私好みにベースを増幅させてみることにしました。
使用するのはAudacityというフリーソフト。これ単品だけでBass Boostできてしまうのですが、もう少しこだわるのであれば、仕上げにマキシマイザーをかけてあげるとよい感じになります。
※作業中や完成した音源は必ずヘッドフォンで確認しながら聞いてください。
①Audacityをダウンロードする
現在の最新バージョンは3.3.3のようなのですが、最新版だとなぜかローパスフィルタが見当たらなくなっているので、過去バージョンの3.0.0を使用します。
②Audacityに用意した音楽データを挿入、コピペしてトラックを2個作る
挿入したトラックの上でダブルクリックをするとトラックを選択できます。選択した状態で、Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付けをします。
これでトラックが2個になりました。
③上のトラックをステレオからモノラルに変換する
上のトラックをダブルクリックして選択した状態にします。メニューのトラック(T)→ミックス→ステレオからモノラルへを選択。
上のトラックが、ステレオ(波形が2つある状態)から、モノラル(波形がひとつの状態)に変換されました。
④ローパスフィルタをかける
メニューからエフェクト(C)→ローパスフィルタを選択。
周波数はだいたい85.0、減衰傾度は48デシベルに設定し、OKをクリック。
上の波形が変わったのがおわかりでしょうか。このトラックのみ聞いてみると、高音がカットされ、低音のベースのみが残っています。
⑤下のトラックにハイパスフィルターをかける
今度は下のトラックをダブルクリックで選択した状態で、エフェクト(C)→ハイパスフィルターを選択。
周波数は100、減衰傾度を48デシベルに設定。
ベースの重低音がカットされました。こちらを聞いてみると、ベースがほぼドンドンしてません。
⑥最終調整
上のトラックが低音のみ、下のトラックが低音をカットした音源になりました。今回は低音をブーストしたいので、上のトラックのボリュームを2、3デシベルほど上げて、下のトラックのボリュームを2、3デシベルほど下げます。
これは個人の好みになってくるので、自分がこのくらいが一番聞き心地がいいな~というポイントを探ってみてください。
できあがったら、ファイル(F)→書き出しから、好きな形式のファイルで書き出して完成です♪
おまけ
結構いい感じに仕上がったのですが、ちょっと音圧が足りないな~と感じたので、マキシマイザーで音圧を稼いでみました。
上の緑色が本家の音源、下のオレンジ色がBOOSTEDした音源。圧倒的に波形が弱い……!
使用したのはIzotopeのマキシマイザー。普通にボリュームを上げるとピークアウトしてつぶれてしまうような音が、これを通すだけで綺麗に音の圧を上げてくれるとかいう神アイテム。
プロの人からしたら手抜きに思われるかもしれませんが、私はDTMド素人なのでこれで満足しています笑。
例のごとく4Kの60FPSに動画を変換して、今回作成した音源とくっつけてみました。
聞くときはぜひヘッドフォンやイヤホンで聞いてみてください🎧
きょうはこのあたりまで👋