aespaのジゼルが差別用語を口にして謝罪したことに対して、黒人リスナーたちの間で話題になっています。
ミニアルバム『Savage』でカムバックしたばかりのaespa。10月23日、SMエンターテインメントが投稿した『Savage』の撮影ビハインド動画が物議を醸し出しています。
経緯
ジャケット撮影中、ジゼル、カリナ、ニンニンがSZAの「Love Galore」に合わせて踊る様子が見られます。一部のファンは、この曲に合わせて口パクをしているときに、ジゼルが人種差別用語(Nワード)を口にしていることに気づきました。
しかもジゼルは英語に堪能でNワードの意味を知っていたと思われることが、さらに黒人リスナーたちを怒らせたようです。
過去、ジゼルはDoja Catの『Tia Tamera』という曲を歌ったことがありますが、この時はNワードを別の単語に言い換えていたので、この言葉の背景にある歴史や、なぜ使ってはいけないのかということを知っていたという裏付けになってしまいました。
ジゼルがNワードを口にしたことを謝罪
10月25日にジゼルは公式Twitterに謝罪文を投稿しました。
Hello, this is GISELLE.
— aespa (@aespa_official) 2021年10月25日
I would like to apologize for mouthing the wrongful word from the lyrics of the song that was playing on-site. I had no intentions of doing it with any purpose and got carried away when one of my favorite artist's song was played. I sincerely apologize.
「こんにちは、GISELLEです。現場で流れていた曲の歌詞から、間違った言葉を口にしてしまったことをお詫びしたいと思います。意図してやったわけではなく、好きなアーティストの曲が流れた時に調子に乗ってしまいました。心からお詫び申し上げます。これからも勉強して、意識して行動していきたいと思います」
黒人ファンの反応
ジゼルの謝罪に対して、黒人ファンの中には様々な反応がありました。
・黒人以外のファンがなぜ代わりに謝罪を受け入れているのか意味がわからない
・私は黒人だけど、彼女の謝罪を受け入れたわ。彼女は心から謝罪したし。
・SMって所属アイドルに発言させない歴史があったのにジゼルは公式アカウントで謝罪したね
・SMがついに正しいことをした!びっくり!
・ジゼルが公共の場で謝罪したことに意味があります。とても嬉しいです。このような行動が今後も続くことを願っています。
・好きな曲が流れてきたら、Nワードを言わずにはいられないんだね。がっかり。
・もしあなたが黒人以外のファンであれば、これはあなたが受け入れるべき謝罪ではないことを心に留めておいてください。
ジゼル含め、aespaは好きなグループなので、今回の件は悲しくなりましたが、しっかり素早く謝罪文を掲載してくれたことで、少し安心しました。私たちは黒人ではないのであまり首を突っ込むことはできませんが、収束に向かうことを祈ります。